外為オンラインが提供している「
ディールスコープ」という無料ツールを使うことで、個人投資家がどのようなポジションを取っているのかがわかります。
為替マーケットは、マーケット参加者の総意で動いているので、参加者がどういったポジションを取っているのかを知っておくことはとても重要です。他の投資家が売りポジションをとっているのか買いポジションをとっているのかの動向がわかれば、次の一手を打ちやすいものです。
このことを有名な格言で表せば、「
敵を知り、己を知らば、百戦危うからず」ということになります。「敵を知り、己を知れば、百回戦っても負けはしない」との文字どおりの意味ですが、「戦うべき時と戦わざるべき時を見極めよ」との、『戦に勝つための方程式』です。
(「孫子の兵法」より)
FXトレードは、まさに現代の「戦い」です。投資した資金の奪い合いなのです(=ゼロサムゲーム)!過酷な戦いにどうして敵を知らないで勝つことができるのでしょうか?「
敵を知り・・・」と孫氏が切り出しているように、何よりも敵を知ることがもっとも重要なことなのです。この格言を、最も忠実に実行しているのが、投資で最も利益を出している外資系金融機関です。
実は、外資系金融機関は個人投資家の売買動向を常にチェックし、投資の判断材料にしています。個人投資家が買ってくれば売りを仕掛け、売ってくれば買いを仕掛けてきます。
なぜ、外資系金融機関は、個人投資家の売買動向を見て個人投資家と逆のスタンスでで投資をするのでしょうか?
答えは簡単で・・・
①個人投資家はプロと比べ投資の知識が乏しい
②個人投資家は資金量で機関投資家に大きく劣るので、ストップロスをともなった損失が出やすい
③インターネットの発達により情報格差が縮小したとはいえ、情報量において個人投資家に勝ち目がない
ということが主な理由となります。マーケット参加者の中で最も最弱な個人投資家を狙い撃ちするのは、投資上手の外資系金融機関にとって当たり前のことでしょう!
つまり、外資系金融機関を中心とした機関投資家から見ると、戦う相手として個人投資家は最も最弱の相手であり、個人投資家をターゲットにした投資をした方が難なくキャピタルゲインを得やすいというわけです。
具体的に、外資系金融機関の投資スタイルを紹介しましょう。
為替の動きが均衡して持ち合い状態のときに、個人投資家がポンド円の買いポジション数を売りポジション数よりも多く保有している状態があったと仮定しましょう。このような状況のとき、外資系金融機関は、個人投資家とは逆に、売りを仕掛けることにより、売りに耐え切れなくなった個人投資家のストップロスを巻き込んだ値下がりでキャピタルゲインを得ることができます。個人投資家のポジションが多い箇所を突けば、儲けられやすいのです。
逆に言えば、外資系金融機関と同様のスタンスで投資することで勝率は上がるのです。負けっぱなしという人は、大多数の個人投資家と同じパターンの投資しかできていないから負けているんです。
重要なことなので少し話が長くなってしまいましたが、実際に、「
ディールスコープ」を使って、2009年3月~8月のドル円の個人投資家動向を見て見ましょう。
※一番上の曲線が、買いのポジションと買っている人の人数を表し、一番下の曲線が売っている人のポジションと売っている人の人数、真ん中の曲線は買いと売りの曲線を差し引きしたものです。
買っている人と買いポジション数は3倍ほど上昇している反面、売っている人と売りポジション数はわずかながら縮小しています。買いポジション数が増えているということは、外資系金融機関を中心とした機関投資家の強烈な売りを浴びやすいことを表しています。
事実、上の「
ディールスコープ」と同じ期間をドル円チャート(日足)と比較してみると見てみると・・
ドル円が下落しているのがわかります。個人投資家のポジション数の増加は、資金力に勝る機関投資家の鴨と見なされているため、強烈な売りを浴びせられることに繋がるのです。
このように「
ディールスコープ」の動きから、買いポジションをとるべきか、売りポジションが有効かがわかります。
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